ミラーレス一眼カメラを買ったので、活動してるコワーキングスペースで行われた、イベントの映像制作をしてみた!
この投稿を書く理由?
2013年12月から、僕は会社での仕事を週3日に減らして、残りの3日で独立起業に向けて活動することにした。
1人ぼっちで活動するのも孤独だと思って、自分でコワーキングスペースを開いて、仲間を集めながら活動していこうかなと、なんとなくそう思っていた。
そこで、コワーキングスペースというのが、どんな場所なのかまったく知らなかったので、体験してみよう!と思って、メンバーとして加わったのが、大阪市中央区にあるOsakan Spaceだった。
Osakan Spaceの代表である大崎さんという人に、自分のプランを話して、あれこれ相談してみると、コワーキングスペースの運営が決して簡単な道ではないことが分かってきた。
そこで僕は、自分でコワーキングスペースを開くというプランを、さっさと捨て去って、アニメーション制作で独立する道へ進むことにした。
2014年が始まって、ブログを書きながら、アニメーション動画の素材を作って、海外のデジタル・マーケットプレイスであるEnvatoで販売しよう!って思っていたのだけど、人生って思わぬことで、思わぬ方向へ進んでいくから不思議だ。
コワーキングスペースに参加している他のメンバーさんたちと話していて、"動画の編集ができるんなら、動画の撮影もできたほうが良いよ!"という言葉に妙に納得。
そこで、貯金を取り崩して、ミラーレス一眼カメラ、レンズ、三脚、録音機材などを次々と購入した。
ちょうど良いタイミングで、Osakan SpaceでShoot!というイベントが開催されると知って、ぜひ動画の撮影をして、映像制作をさせてほしいと頼んだら、快くOKをもらうことができた。
動画撮影、映像制作したShoot!ってどんなイベント?
簡単に言ってしまうと、Shoot!というのは、Osakan Spaceが定期的に開催しているピッチという種類のイベントだ。
僕が動画撮影したShoot!が7回目のイベントで、1回~6回まではShoot from Osaka(n)、というちょっと長めのタイトルだったそうだ。
起業とかスタートアップに興味のある人は、ピッチがどんなイベントなのか、容易に想像できるだろうけれど、僕なんて、イベント撮影するためにいろいろ調べてみるまでは、ピッチがどんなイベントなのか、まったく知らなかった。
ピッチというのは、起業家の人たちが、自分たちのサービスや商品を、投資家たちの前でプレゼンするイベントのことだ。
最近では日本でも活発に行われるようになっていて、起業家と投資家、起業家とマスコミ、起業家と起業家を結びつけることで、情報や資金を活発に交流させようっていう新しいムーブメントらしい。
Shoot!の特徴は、プレゼンが投資家へ向けてではなく、マスコミやメディア関係者へ向けて行われるところだ。
また、起業家の人だけでなく、NPO法人の人や、フリーランスの人など、自分たちの活動を多くの人に知ってもらいたい人がプレゼンできるところも、もう1つの大きな特徴となっている。
Shoot!は、2014年2月7日(金)の19:00からOsakan Spaceで開催され、9人がプレゼンを行い、21:00ぐらいから参加者による交流会が行われた。
僕は、イベントの準備から、プレゼン、交流会までの動画撮影と録音をして、いただいたOsakan SpaceとShoot!のロゴをアニメーションさせ、動画を編集して、1つの映像作品を完成させた。完
成した動画は、このページの最後のまとめに設置しておくので、どんなイベントだったのか、興味のある人は見てみてほしい。
ミラーレス一眼カメラで動画撮影するのに心がけたこと?
Shoot!を撮影するのに、僕がまず考えたのが、どんな人へ向けて映像制作をすれば良いだろう、ということだった。
今回のイベントに参加した人、過去にイベントに参加したことがある人が、制作した動画をもっとも見てくれる可能性が高いことは、直感的に分かっていた。
だけど、僕が想定したのは、Shoot!というイベントのことは知っているけど、まだ一度も参加したことがない人や、ピッチイベントに興味はあるけど、具体的にどんなイベントなのか分からない人たちだ。
イベントでどんなことが行われているのか、イベントの熱気とか全体像を描くことで、そういう人たちの興味に応えて、自分もShoot!や他のピッチイベントに参加してみたい!と思わせることができれば、動画として成功じゃないかなと。
そこで、このパートでは、ミラーレス一眼カメラで動画撮影するのに、僕が心がけた3つのことを紹介してみたいと思う。
1つ目は、とにかくイベントの内容をたくさん撮影して、素材として残すことだ。
すごく当たり前のことだけど、僕の場合、Shoot!のイベントがある直前にミラーレス一眼カメラを購入したので、動画撮影に関してはまったく自信がなかった。
一方で、動画編集に関しては自信があったので、撮影した動画がどんなにメチャクチャでも、たくさんあれば、映像作品として完成させられると考えたのだ。
2つ目は、インタビュー以外のイベント撮影では、三脚を使わずに、すべて手持ちのカメラで撮影することだ。
動画撮影するのに、カメラを三脚で固定すれば、画面が安定して、ブレてないちゃんとした映像が撮れる。
なのだけど、カメラを三脚に固定すると、イベントに合わせてカメラの位置や方向を変える機動力が落ちてしまう。
それに、三脚で固定した動画というのは、映像が安定しすぎていて、どうしても退屈な印象になってしまうので、手持ちに徹底的にこだわった。
3つ目は、イベントを撮影するのに、意図のはっきりした映像を撮るようにすることだ。
意図のはっきりした映像というのは、つまり見せたい対象が明らかになっていて、その対象が中心として撮影されている映像のことだ。
別の言葉で表現すると、全体を撮影するのではなく、徹底的に部分を撮影するという感じでだろうか。
撮影しながら、なにを対象として撮影しているのか、意図が分からないと思った時は、すぐに違う対象をさがして、意図のはっきりした撮影を心がけた。
イベントの映像編集するのに心がけたこと?
映像編集については、今も週3日働いている職場で、素材もほとんどないような状態から、映像編集をまかされたことが何度もあるので、自分の感覚を信じてやれば、ちゃんとしたものを完成させられる自信があった。
上でも書いたように、ピッチイベントのことは知っているけど、参加したことがない人に向けて、イベントの全体像を知ってもらって、なおかつ主催者の思いを伝えられる動画にするにはどうすれば良いか考えた。
そこで、このパートでは、イベントの映像編集するのに、僕が心がけた3つのことを紹介していく。
1つ目は、イベントとは別に撮影していた、Shoot!の主催者であり、Osakan Spaceの代表でもある大崎さんのインタビューを中心にして、動画を構成することだ。
ピッチに興味がある人に、より多くのものを伝えるために、インタビューで聞き取ることができた、大崎さんの思いや狙いを中心にして、イベントだけでなく懇親会も見せていくことにした。
2つ目は、素材として使わせていただけることになった、Osakan SpaceとShoot!のロゴに動きをつけて、アニメーション化することだ。
このページの冒頭でも書いたが、Osakan Spaceで活動しはじめたのは、アニメーション制作で独立起業するためだ。
なので、自分の実力を高めて、アニメーションのおもしろさを広く知ってもらうためにも、動画編集に負けないぐらいエネルギーを注いだ。
3つ目は、動画に合わせて流す音楽に、徹底的にこだわることだ。
映画やドラマでもそうだけど、動画にとって音楽はとても重要で、動画の印象や良し悪しの50%ぐらいは、音楽で決まる。
なので、動画に合っていて、クオリティが高くて、ライセンスが獲得できる音楽を見つけるために、海外のデジタル・マーケットプレイスであるAudioJungleで探して、音楽などを購入した。
まとめ
人生には、不思議なこともあるもんだなって、時々そう思うことがある。
アニメーション制作での独立起業をめざして、Osakan Spaceで活動しはじめたのに、初めて制作したのがイベントの実写動画というのも、考えてみればおかしな話だ。
Shoot!の動画をYouTubeに公開して、一番反響があったのが、撮影したイベントではなくて、Osakan Spaceのロゴをアニメーションさせたところで、見た人から次々と声をかけてもらった。
この話には、さらに続きがあって、Osakan Spaceのアニメーションを気に入ってくれたメンバーさんから、アニメーション制作のお仕事をいくつか依頼していただくことになった。
実写映像の動画を作って、アニメーションのお仕事をいただくというのも、不思議な話だけど、結果オーライだったなと、今は思っている。
動画を完成させてから、ブログでその報告をするまでに時間がかかってしまったのも、アニメーション制作の仕事を進めて、さらなるイベント動画の撮影をして完成させていたからだ。
思いのほか自分の活動が、順調に進みはじめたので、少し遅くなってもいいから、ブログでどんどん報告していくつもりだ。
また、アニメーション制作で独立起業するのは、今でも一番の目標ですが、カメラでの撮影や編集もなかなかおもしろいので、それも仕事にしていけたらなと思っている。
このブログを運営して、初となるデザインと仕組みの変更を行った。よりシンプルに、より使いやすくを目指して、新たにサイドバーを加えたり、メインカラーなども変えてみた。ブログの更新については、地道にマイペースに進めていくので、今後ともよろぴく。