世界で自分のデジタルコンテンツを販売できる、Envatoでは具体的などんなものを売れるのか? その01

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この投稿を書く理由?

以前に投稿で、オーストラリアを拠点にして、世界で展開されているデジタルマーケットプレイスである、Envatoを紹介した。
 
自分でつくったデジタルコンテンツを販売するのなら、日本という小さな市場より、世界という大きな市場で勝負したほうが、可能性が大きいことは間違いない。
 
Envatoは、デジタルコンテンツを世界で販売するのに有力なWebサービスであり、僕は英語ができませんが、そういうのに関係なく、挑戦してみる価値があるのかなと。
 
そこで、第1弾となる今回の投稿では、Envatoが展開している8つのデジタルマーケットプレイスのうち、4つを紹介していく。
 
デジタルマーケットプレイスでは、自分のコンテンツを販売できることはもちろん、世界中のAuthor(作家)からコンテンツを購入することもできる。
 
自分の活動を加速させて、より優れたものだと感じてもらうために、他のAuthorのコンテンツが役立つこともあるだろう。
 
なので、自分ならどんなコンテンツが販売できるだろう? どんなコンテンツを購入したら自分の活動に役立つだろう? という2つの視点で読んでもらえたらと思う。


Webサイトのテンプレートを売れる、ThemeForest

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ThemeForestは、Envatoが運営している中で、もっとも有名なデジタルマーケットプレイスかもしれない。
 
販売されているのは、Webサイトをデザインするのに必要となる、さまざまな種類のテンプレートだ。
 
ここ最近、世界中の数多くのサイトでWordPressというオープンソースが使われるようになっていて、自分も利用しているという人も多いだろう。
 
ThemeForestでは、世界中のAuthorが開発した、WordPressのテンプレートが販売されている。
 
他にも、HTML、Email、CMS、eCommerce、PSDファイル、Tumblr、Ghost、Muse、Facebookなど、Webサイトをデザインするのに必要な、さまざまなテンプレートが販売されている。
 
WordPressのテンプレートだと、Regularライセンスで、$25~60ぐらいの価格帯が一般的な感じだろうか。
 
Envatoでは、デジタルコンテンツをつくったAuthorによって、特典を提供したり、さまざまなサービスを追加したり、いろんな工夫をしている。
 
ThemeForestで自分のコンテンツを販売したい人は、まず、どんなテンプレートが多く売れているのか? 販売するのにどんな工夫をしているのか? いろんなAuthorを研究してみるのが良いのではないかと思う。

プログラムやプラグインを売れる、CodeCanyon

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CodeCanyonは、さまざまな種類のプログラムやプラグインが販売されている、デジタルマーケットプレイスだ。
 
正直なところ、僕は、プログラムのことも、プラグインのことも、まったく理解していないので、知っている範囲での解説になるので、申し訳ない。
 
販売されているのは、PHPのスクリプト、WordPressのプラグイン、JavaScript、CSS、iOSやAndroidのプログラム&プラグイン、HTML5、Bootstrapなど、中にはブラウザで遊ぶゲームのブログラムなどもある
 
PHPのスクリプトや、WordPressのプラグインだと、Regularライセンスで、$4~40ぐらいの価格帯が多いようで、人気のプラグインだと、2万0,000個も売れているものがある。
 
また、CSSやBootstrapだと、$2~10ぐらいの価格帯が多い。
 
プログラムやプラグインを販売しているページの多くでは、デモが見られるようになっているので、プログラムやプラグインの開発を勉強している人にとって、勉強になるところが多いだろう。
 
また、PHPのスクリプトと、WordPressのプラグインで人気を得られると、かなりの量が売れるみたいなので、腕に自信のある人はチャレンジしてみる価値がある。

映像テンプレートや動画素材を売れる、VideoHive

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VideoHiveは、優れた映像作品をつくるためのテンプレートや、さまざまな種類の動画素材が販売されている、デジタルマーケットプレイスだ。
 
映像制作の世界では、映像の素材をつくる作業と、素材を組みあわせる作業の、大きく分けて2つの作業がある。
 
VideoHiveでは、素材そのものと、組みあわせるテンプレートの両方を販売している。
 
世界中の映像制作する人が、素材を組みあわせるのに使っているソフトが、Adobe社のAfterEffectsと、Apple社のMotionだ。
 
テンプレートは、AfterEffectsとMotionの2種類が販売されていて、動画素材は、CG系の素材から、実写の素材まで販売されている。
 
テンプレートでは、AfterEffects用のものが圧倒的に売れていて、Regularライセンスだと、$10~$50ぐらいが価格帯になっている。
 
動画素材だと、CG系の素材が圧倒的に売れていて、Regularライセンスで、$4~$20ぐらいだろうか。
 
テンプレートでも、動画素材でも、販売されているページへ行くと、どんな映像なのか動画を見ることができる。
 
どんな動画が、世界中で求められているのか、あれこれ調べてみるのにも役立つし、自分でも販売してみたい場合にも、まず高く評価されているものや、たくさん売れているものを研究してみるのが良いだろう。

音楽や効果音を売れる、AudioJungle

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AudioJungleは、映像作品やWebサイトなどで流すための音楽や、さまざまな種類の効果音を販売している、デジタルマーケットプレイスだ。
 
映画が好きな人だと、よくわかると思うのだけれど、音楽というのは、観客の感情を決定的に左右する重要な要素になる。
 
同じ映像であっても、悲しそうな音楽が流れていれば、悲しそうに見えるし、楽しそうな音楽が流れていれば、楽しそうに見えてくる。
 
ところが、CDやダウンロード販売されている市販の音楽というのは、権利関係が複雑で、ちゃんとライセンスを得ようとすると複雑な手続きと高額な費用が発生する。
 
趣味で動画をつくって、好きな音楽をつけて、アップするだけなら、ライセンスを得なくても許されるかもしれない。
 
しかし、自分の作品として制作する場合、他の起業やクライアントさんのために制作する場合、ライセンスの不明な音楽を使うというのは、ちょっと危険だ。
 
AudioJungleでは、ボーカルの入っていないオリジナルの曲が、無数に販売されている。
 
ピアノ中心の曲、バイオリン中心の曲、ロックな感じ、エレクトロな感じ...などなど、うまく検索すれば、イメージに合った曲を見つけられる可能性が高い。
 
Regularライセンスであれば、一度だけ使えるライセンスも得られるので、安心して作品に使うことができる。
 
音楽だと2分~4分ぐらいのものが多くて、Regularライセンスだと、$10~$20ぐらいが価格帯のようだ。
 
効果音は、Regularライセンスで、$1~$10ぐらいが価格帯のようだ。
 
聴いてみればわかると思いますが、音楽のほうは、かなりレベルが高いので、よほど腕に自信のある人じゃないと、挑戦するのは難しいかもしれない。

まとめ

 
今回の投稿では、"世界で自分のデジタルコンテンツを販売できる、Envatoでは具体的などんなものを売れるのか? その1"と題して、ThemeForest、CodeCanyon、VideoHive、AudioJungle、という4つのデジタルマーケットプレイスを紹介した。
 
僕が、Envatoに注目して、その存在を1人でも多くの人に知ってほしいと思っているのは、デジタルの世界での創作活動が、簡単に国境や言語の違いを超えていけるものだと思っているからだ。
 
日本人が、日本人を相手に、日本流の方法をやり続けているだけでは、小さなパイを奪いあうことになるし、可能性も小さくなってしまう。
 
これから、映像制作やアニメーション制作で、独立して活動していこうとする1人として、世界へ目を向けて、世界で戦うための術を身につける必要があると、強く感じている。
 
そして、それを可能にする1つの方法が、Envatoが運営するデジタルマーケットプレイスなのかもしれないと強く感じている。
 
 

2014.02.09 おの なおと


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