世界で自分のデジタルコンテンツを販売できる、Envatoでは具体的などんなものを売れるのか? その02

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この投稿を書く理由?

今回は、前回の投稿に続いて、オーストラリア発のWebサービスであるEnvatoが運営している、残りの4つのデジタルマーケットプレイスを紹介する。
 
ちなみに、前回の投稿から今回までの間に、僕はあるイベントのプロモーション動画の制作していた。
 
その制作で、プロモーション動画に音素材を追加するために、さっそくEnvatoが運営している、AudioJungleでいくつかの音楽と効果音を購入してみた。
 
デジタルコンテンツを販売するために、Envatoを利用しようという投稿を書いているのに、逆に購入してしまうという逆転現象!
 
しかし、おかげで、プロモーション動画がけっこう良い感じになった。
 
自分の作品の質を高めるのにも、Envatoが役立つことを実感したしだいである。
 
自分の制作したデジタルコンテンツを売るために、自分の制作の質とスピードを高めるコンテンツを購入するために、1人でも多くの人に、Envatoを知ってもらえたらと思う。


あらゆる静止画用の素材を売れる、GraphicRiver

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GraphicRiverは、あらゆるタイプや用途の静止画を売ることができる、デジタルマーケットプレイスだ。
 
普通に保存されたjpgから、Photoshopで使えるpsdファイル、Illustratorで使えるaiファイルまで、静止画で使えるさまざまなファイルが販売されている。
 
注目すべて点としては、用途に応じた素材が、多数そろっているところだろう。
 
例を挙げると、グラフィック用の背景画像、飾るためのデコレーション、イラスト、写真を並べるためのテンプレートから、印刷用の名刺テンプレート、雑誌テンプレート、飲食店のメニュー、屋外用の巨大看板、デジタル出版用のテンプレート、Webサイト用のボタン、バナー、ユーザーインターフェース、ベクター素材、インフォグラフィック素材、フォント、ロゴ、アイコンにいたるまで、あらゆる静止画を売ることができる。
 
価格帯は、Regularライセンスで、$2~$12ぐらいのものがほとんどだ。
 
優れた作品であれば、4,000個以上売れている素材もあって、安く購入できるので、うまくすれば多く売れる可能性がある。
 
あらゆるタイプの静止画素材が売られているので、自分の仕事で素材が必要になった場合などに、購入して、自分の仕事の質を高めることにも活用できそうな気がする。

いろんな種類の写真を売れる、PhotoDune

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PhotoDuneは、いろんな種類の写真を売れるデジタルマーケットプレイスだ。
 
Envatoが運営している、他のデジタルマーケットプレイスとは違って、ライセンスの違いではなく、写真サイズの違いによって、値段が変わる。
 
写真の販売では、国内、海外で無数のサービスが乱立していて、無料のものから、高額なものまで、さまざまな写真が販売されている。
 
PhotoDuneは、さまざまな写真販売サービスの中でも、かなり低い値段で販売している。
 
もっとも大きなサイズの写真で、$7~$10ぐらいで、ライバルが多すぎるからなのか、残念ながら販売数はたいしたことがない。
 
なので、自分の写真に自信があって、それを世界で販売したいと思うのであれば、世界中を相手に高額で販売できるiStockのほうが良いかもしれない。
 
PhotoDuneでは、写真のジャンルによってカテゴリーが分かれていて、Animals、Architecture、Business、Food、Health、Sports、People、Technology、Travel、という中から写真を選ぶことができる。
 
価格が安いことから考えると、販売するよりも、購入する場合に活用するのが良いかもしれない。

3DCGで作ったものや必要な素材を売れる、3DOcean

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3DOceanは、3DCGでつくったものや、3DCG制作に必要な素材を売ることができる、デジタルマーケットプレイスだ。
 
3DCGで映像作品やゲームを制作する場合、必要となる3Dモデルや素材を、すべて自分でつくろうとすると、大変な作業になってしまう。
 
3DOceanでは、そういう時、少しでも作業を楽にして、制作の質を高めるのに役立つものが売られている。
 
3DOceanでは、人間の体、iPhone、自動車、ロー・ポリゴン・キャラクターなどの3Dモデル、環境光をつくるためのHDRI画像、質感をつくるためのテクスチャー画像、さまざまな素材を表現するためのCinema4D用のShader、などが売られている。
 
3Dモデルだと、Regularライセンスで、$5~&100まであって、価格帯はさまざまだ。
 
3Dモデルの販売に関しては、国内、海外でさまざまなサービスが乱立している。
 
3Dceanは、その中でも値段がちょっと安めだ。
 
だが、ライセンスの違いで値段を変えられるし、他のサービスと比べて、圧倒的に商品を選びやすくて、使いやすいです。
 
3Dモデルは、3Dプリンターの登場によって、新しい利用法が現れているので、本格的な成長はこれからかもしれない。

UnityやFlash用の素材や動きを売れる、ActiveDen

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ActiveDenは、ゲームエンジンであるUnityや、Adobe社が開発しているFlashで使える、素材や動きを売れる、デジタルマーケットプレイスだ。
 
Unityというのは、アメリカに本社があるUnity Technologies社が開発した、ゲームを開発して運用するための統合システムで、世界中のゲーム開発で使われている。
 
一方で、Adobe社が開発しているFlashは、Webサイトなどで動きをつけたり、ミニゲームをつくれるシステムで、動きが重たくて、iPhoneやiPadで使えないので、どんどん使われなくなりつつある。
 
ActiveDenでは、UnityとFlashで使える、ミニゲーム、動的な要素、特別な動きを見せるためのスクリプト、などを売っている。
 
Flashは、技術そのものが使われなくなりつつあるが、調べてみると、かなり多くの素材や動きが売れていて、市場はまだかなり大きい。
 
一方で、Unityは、ゲーム開発に必要不可欠なシステムになりつつあるが、素材や動きはほとんど売れていなくて、市場はめちゃくちゃ小さい。
 
なので、もしFlashで使える素材や動きを開発しているという人は、役立つものであれば、かなり売れる可能性がある。
 
また、さまざまな素材や動きが売られているので、自分の制作の質を高めて、スピードを速くするために、なにか購入するというのも良いかもしれない。

まとめ

 
というわけで、前回と今回で、Envatoが運営している、8つのデジタルマーケットプレイスを紹介してきた。
 
前回でも少し書いたのだけど、もし、あなたが、自分でも制作したデジタルコンテンツを販売したいと思った場合、必ず市場調査をしてほしいと思う。
 
というのも、Envatoではさまざまな種類、タイプ、ファイルを売ることができるけど、市場によっては、人気になっても、わずかな数量しか売れないデジタルマーケットもあるからだ
 
Envatoで市場の大きさを調査したい場合は、自分が売りたいと思うデジタルマーケットプレイスのページへ、まず行ってほしい。
 
次に、調べたいItemを選んで、Sort byというところを"Sales"にしてほしい。
 
すると、販売されている素材の中から、もっとも多く売れているものから順に並ぶようになる。
 
素材の一覧には、販売価格と販売数が表示されるので、価格と数をかけ算してみれば、市場の大きさが分かってくる。
 
売られている素材の中には、ビックリするような利益を出しているものが、たくさんある。
 
当たると大きな利益になるデジタルコンテンツを売るのも良いし、ライバルが少なくて、そこそこの利益になりそうなコンテンツを売るというのも、一つの作戦だ。
 
僕も、仕事の空いた時間を利用して、動画系のデジタルコンテンツをつくって、売ってみたいと思っている。
 
 

2014.02.23 おの なおと


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