独立して起業するのに、国内のクラウドソーシングサービスから、海外のデジタル・マーケットプレイスへ変えた理由?

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この投稿を書く理由?

今まで働いていた会社から離れて、1人で起業や独立をめざすのに、誰から、どうやって仕事を獲得するのか?というのは、けっこう重要な問題だ。
 
中には、今の僕と同じように、充分な実績もまだ残してなくて、お客さんになりそうな人もいなくて、それでも進もうという人もいると思う。
 
そんな独立や起業めざす人にとって、新たに仕事を獲得できるチャンスが得られる、クラウドソーシングというサービスが、今、世間的に話題になっていて、日本国内にも、クラウドソーシングサービス専門の会社が2つ存在している。
 
僕も、起業や独立をめざして活動していくのに、クラウドソーシングサービスで仕事を獲得することが、絶対に必要だと思って、国内のクラウドソーシングサービスに登録して、仕事を獲得したくて活動してみた。
 
しかし、クラウドソーシングで新たな仕事を獲得しようと、実際に活動してみて、国内のクラウドソーシングサービスで戦うのは、無理だとわかったので、今回は、日本国内に2つあるクラウドソーシングサービスを紹介しながら、僕が無理だと考えた点と、海外のあるサービスとの違いを紹介していこうと思う。


クラウドソーシングってなに?

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簡単に説明すると、クラウドソーシングというのは、インターネットを通じて、仕事を依頼したい人たちと、仕事をしたい人たちを結びつけるサービスのことだ。
 
例えば、ある会社が、自社のWebサイトを新しく変えたいと思っていて、だけど、どの制作会社に依頼をして良いのか、どんな金額が業界の相場なのか、知らなかったとしたら、Webサイトを新しく変えるのに困ってしまう。
 
そこで役に立つのが、クラウドソーシングというサービスで、Webサイトを新しく変えたい会社と、Webサイトを制作できる人を、インターネットを通じて、結びつけて、Webサイトをつくってもらう。
 
これが、クラウドソーシングというサービスの基本的な仕組みで、日本国内では、ランサーズクラウドワークス、という2つのサービスが、仕事を依頼するクライアントさん、仕事をする会員を、数多く集めている。

国内のクラウドソーシングの仕組み?

 
日本国内で運営されている、クラウドソーシングの2つは、それぞれ独自の工夫をしているけれど、サービスの仕組みはほぼ同じで、ここでは、仕事を依頼する側と、仕事をする側から、仕組みを解説してみる。
 
まず、仕事を依頼する人たちは、自分たちがどんな仕事をしてほしいのか?仕事の具体的な内容、支払おうと思っている金額、仕事の期日などを、クラウドソーシングの運営会社に伝えて、仕事の依頼をネットに出してもらう。
 
次に、仕事をしたい人たちは(事前にサービスへの会員登録が必要)、クラウドソーシングのWebサイトで紹介されている無数の仕事から、自分がやりたいと思う仕事を探して、やりたい仕事が見つかったら、仕事の依頼に対して提案を行ったり、実際につくった制作物を提出する。
 
最後に、仕事を依頼した人たちは、会員が出してきた提案や制作物を見て、その中から、自分たちの求めるものにあった提案や制作物を選んで、その仕事をしてくれた会員に、サービス利用料金を引いた報酬を支払う。


国内のクラウドソーシングが、無理だと思った理由?

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僕も、これから独立して起業していくのに、クラウドソーシングが必要だと思い、国内のクラウドソーシングである、ランサーズに会員登録して、自分にできる仕事をあれこれ探して、提案したり制作物を提出してみた。
 
でわかったのが、国内のクラウドソーシングで、仕事をしようとすると、無数のライバルが血みどろで戦う、レッドオーシャンに自分から入ってしまう、という現実で、それが国内のクラウドソーシングの仕組みだ。
 

どういうことなのか?

 
国内のクラウドソーシングでは、仕事の依頼と、仕事したい人を、単純にネットでつなごうという仕組みなので、結果として、1つの仕事の依頼にたいして、たくさんの提案や制作物が提出される。
 
実力があって、仕事が速くて、高い確率で仕事を獲得できる人にとっては、国内のクラウドソーシングでも、充分に戦えるのかもしれない。
 
しかし、大多数の人は、仕事を得るために、次から次へと作業しても、ライバルに負けてしまって、作業そのものが無駄になってしまう。
 
ライバルが無数にいて、高い確率で、自分の作業が無駄になってしまう...国内のクラウドソーシングサービスが、そういう仕組みだとわかった瞬間、僕は、ランサーズで仕事を探すことをやめて、他の道を探しはじめた。


僕が見つけた、海外のサービス?

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僕が海外のあるサービスを見つけたのは、職場の上司の人から、海外のサイトに、無料の動画素材があるのを見つけたんだけど、これって、うちの会社で素材として使えそうかな?と尋ねられた時だった。
 
その海外のクラウドサービスについて、あれこれ調べてみたところ、無料の動画素材を、会社で使うことはできないとわかったのだけど、僕は、このサービスこそ、自分が求めていたものだと気づいた。
 
そのクラウドサービスを運営しているのは、オーストラリアに拠点がある、Envatoという会社で、独自のデジタル・マーケットプレイスを運営している。
 
デジタル・マーケットプレイスというのは、自分でつくったデジタルの素材や商品を、誰でも販売することができる、インターネット上の市場みたいなもので、Envatoが運営しているのは、ThemeForest、CodeCanyon、VideoHive、AudioJangle、GlaphicRiver、PhotoDune、3DOcean、ActiveDenという、8つのカテゴリーに分かれた、デジタル・マーケットプレイスだ。
 
完全なる英語のサイトなので、利用しようと思うと、ちょっと大変だけど、EnvatoにAuthor(作者)として登録すると、8つあるどのマーケットプレイスでも、自分でつくった素材や商品を、販売することができる。

まとめ

 
僕が、国内のクラウドソーシングは無理と考えて、海外のデジタル・マーケットプレイスが良いと思ったのは、
 

  1. 自分がついやした創作活動を、素材や商品として残せる。
  2. 自分でつくった素材や商品に、自分で値段をつけられる。
  3. 英語圏のサービスなので、世界市場で売ることができる。
  4. つくった素材や商品のライセンスを、守りやすくなる。

 
という4つの点で、Envatoでは、Authorの活動がとても大切にされている。
 
国内のクラウドソーシングサービスと、海外のEnvatoとの根本的な違いは、仕事をしたい人たちが、どれだけ大切にされて、価値が残っていくかという点で、僕は、ネットで仕事を獲得するという考えを根本から変えて、自分で素材や商品をつくって、それを世界で売って みようかなと考えはじめた。
 
もちろん、ネットで仕事を獲得したいと思っている、すべての人が、僕のように、デジタル素材や商品をつくりたい人ではないと思う。
 
けれど、自分がしている活動や仕事に、どのように価値をつけて残していくか?というのは、独立したい起業したいと思っている、すべての人にとって共通するテーマだと思ったので、今回この投稿を書いてみた。
 
Envatoについては、今後、新たにページをつくって、どんなマーケットプレイスが存在するのか、簡単な利用方法などを紹介したいと思っているので、首をちょっとだけ長くして待ってもらえればと思う。
 
 

2014.01.12 おの なおと


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