Apple Musicがすっかり気に入ったので、Apple Musicについて、あれこれ書いてみる?

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この投稿を書く理由?

2015年7月1日、Apple Musicが世界でサービスを開始した。Appleのヘビー・ユーザーであり、音楽のヘビー・リスナーでもある僕としては、ずっと待ち望んでいたサービスだった。
 
欧米では、Spotifyとか、すでに先行してる音楽ストリーミング・サービスが存在してたわけだけど、日本にはメジャーな音楽ストリーミング・サービスは存在してなかった。
 
Apple Musicの登場に合わせて、日本でもLINE MUSIC、AWAなどのサービスが登場した。
 
他のサービスも気にならないわけではなかったけれど、音楽を聴くのに、わざわざアプリを切り替えるのも面倒だし、そもそもiTunesで音楽を一元管理していたこともあって、Apple Musicだけ使うことにした。
 
というわけで、今回の投稿では、Apple Musicについてあれこれ書いてみたい。
 
Apple Musicを日常的に使ってみて、僕の音楽体験がこれまでと大きく変わってきたので、その報告もふくめて、あれこれ考えてみた。


Apple Musicを気に入った理由?

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理由 その①

 

Apple Musicが、iTunesと完全に統合されたシステムだから!

 
Apple Musicは、iTunesと完全に統合されたシステムになっていて、今までiTunesを使っていたのと同じ感覚で使うことができる。
 
新しい曲が聴きたくなったとして、Apple Musicと、iTunes Storeの違いは、購入ボタンが存在するかしないかだけだ。
 
Apple MusicとiTunesでアプリを切り替える必要もないし、1つのプレイリストにApple Musicの曲と、iTunes Storeで購入した曲を混ぜることもことも可能だ。
 
通信回線の切れた状態でも、曲を聞きたい場合は、あらかじめApple Musicからダウンロードしておけば良い。
 
 

理由 その②

 

Apple Musicには、洋楽なら、ほぼ全ての曲が存在している。

 
Apple Musicには、洋楽ならほぼ全ての曲が存在している。
 
なので、気になっていたけどシングルしか買っていなかったアーティストの曲も、アルバムごと聞くことができる。
 
古い名曲もあるし、クラシックやジャズもあるし、映画のサウンドトラックもある。
 
さらには、海外アーティストのアルバムだと、CD時代のなごりで、デラックス・エディションとか、さまざまなエディションが存在する場合があるのだけど、Apple Musicにはそれもある。
 
つまり、洋楽を聴く人間にとって、Apple Musicは、ヨダレが出るほど膨大な楽曲が存在するサービスなのである。
 
 

理由 その③

 

えっ⁉︎ Apple Musicってこれで月額980円なの?

 
僕みたいな貧乏人にとってありがたいのが、Apple Musicが月額980円なところだ。
 
980円って、CDだとシングル1枚しか買えないし、iTunes Storeだと4~5曲しか買うことができない。これで、3ヶ月間の無料トライアルまであるんだから、驚くしかない。
 
無料トライアル期間が終わっても、僕はもちろんApple Musicを使い続けるつもりだ。
 
月額980円を支払って、ほぼ全ての洋楽を聴くことができるなら、充分に元が取れる。
 
一度、洋楽聴き放題の世界に触れてしまうと、それ無しの人生なんて考えられないぐらいだ。


Apple Musicで音楽体験がどう変わったか?

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Apple Musicを使うようになって、自分の音楽体験が大きく変わってきたことに、僕自身驚いた。
 
良いほうへ変わったのか、悪いほうへ変わったのかというと、確実に良いほうだと思う。
 
では、どう変わったのか?
 
 

変化 その①

 

アーティストの代表曲以外も多く聴くようになった!

 
iTunes Storeの時代は、おもにシングル化された代表曲を、1曲単位で買っていた。
 
好きなアーティストでも、アルバム単位で買うことはなかったので、シングル化されていない隠れた名曲を見つけることが難しかった。
 
Apple Musicでは、公開しているアーティストの曲なら無限に聴くことができるので、アーティスト単位、アルバム単位で曲を聴くことが増えた。
 
また、Apple Musicが勧めてくるプレイリストも無数にあるので、気になったアーティストの知らない曲をあれこれ聴いてみる機会が増えた。
 
 

変化 その②

 

Apple Musicに存在していないアーティストは、この世に存在していないと考えていいんじゃないか?と思うようになった。

 
ちょっと乱暴な発言だけど、正直な思いでもある。
 
現在のところ、Apple Musicには、日本人アーティストの曲は、あまり多く公開されていない。
 
日本の場合、いろんな事情がからまって、いまだにダウンロード販売していないアーティストも結構いる。
 
アーティストが、自分の楽曲をどう売るかは、アーティストの自由だと思う。
 
ただ、Apple Musicを使うようになって、よほど好きにならない限り、好きなアーティストや楽曲を、買う必要がないと思うようになった。
 
というのも、Apple Musicなら、代わりとなる素晴らしいアーティストや音楽が、他に無数に存在している。
 
わざわざ買うぐらいなら、他に良いものを探したほうが簡単だ。


Apple Musicの登場で、音楽の未来がどうなるか、ふと僕なりに考えてみた?

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Apple Musicに代表される、音楽ストリーミング・サービスが日本にも登場したことで、音楽の未来がどうなるか、僕なりに考えてみた。
 
 

音楽の未来 その①

 

より多くの人が、より広く、より多く音楽を聴くようになる!

 
当たり前に思えるかもしれないけど、これは、すごく大きな変化だと思う。
 
というのも、音楽が商品だった時代は、お金を多く持っている人が、より多くの曲を手に入れられる時代だった。
 
ところが、音楽がサービスの時代では、月額980円という料金を支払うことができれば、誰でも無限の音楽世界を手に入れることができる。
 
大人はもちろんのこと、あまりお金を持っていない学生や若者にとって、これは決定的な変化だと思う。
 
もちろん、無料で違法にダウンロードしたり、YouTubeで聴くという人も、今はまだ多いだろう。
 
けれども、一度でも音楽ストリーミング・サービスに触れて、その素晴らしさを実感してしまうと、それらの行為がアホらしく感じてしまうだろう。
 
 

音楽の未来 その②

 

アーティストは、より多くの人に曲を聴いてもらえるチャンスが増える!

 
先にも書いたように、音楽ストリーミング・サービスを使うようになると、今まで知っていた好きだったアーティストの曲だけじゃなく、知らなかった曲を積極的に聴いてみるようになる。
 
なんせ、膨大な種類の曲を聴くことができるわけだし、Apple Musicの場合だと、いろんなプレイリストやアーティストを自動的にお勧めしてくれる。
 
当然、音楽的好奇心が、むくむくと湧いてくる。
 
多くのアーティストにとって、これは自分のファンを増やすチャンスなのではないかと思う。
 
どんな優れたアーティストでも、まずは自分の音楽を聴いてもらわないと、好きにもなってもらえないし、ファンにもなってもらえない。
 
ファンが増えれば、ライブ、グッズ、動画などで利益を得られる可能性も高まるわけで、これはアーティストにとって大きなチャンスだろう。
 
音楽ストリーミング・サービスでは、曲を聴いてもらった回数に応じて、アーティストにお金が支払われるシステムになっているそうだ。
 
ということは、例えば、ライブツアー終了後に、即座にライブ音源を音楽ストリーミング・サービスに公開して、ファンに改めてライブの感動を感じてもらうとか、工夫しだいで新たな戦略も可能になるだろう。
 
とにかく、音楽ストリーミング・サービスは、より多く曲を、何度も何度も聴いてもらって、なんぼの世界なのだ。
 
アーティストも、どうすればそうしてもらえるのか、音楽のさまざまな活用方法を考える必要があるだろう。


まとめ

 
もし、あなたがApple製品を使っているなら、すぐにもApple Musicに登録して使いはじめよう! 最初の3ヶ月は無料で使えるから、難しいことを考える必要はない。
 
膨大な音楽世界を浴びて、ぜひ音楽の魅力を再発見してほしい。
 
もし、あなたがApple製品を使っていて、Apple Musicに登録する気がないなら、たぶん、あなたは毎月980円以上のものを失うことになるだろう。
 
 

2015.08.20 - おの なおと


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