Beats Studio3 Wireless どんなヘッドホン?【体験談】

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Beats Studio3 Wireless 仕事用のワイヤレス・ヘッドホンとして購入したので、体験談として紹介します!

今回の投稿では、Beats Studio3 Wirelessを仕事用のワイヤレス・ヘッドホンとして購入したので、体験談を紹介する。新しいヘッドホンを買う理由、求めた機能、ワイヤレス・ヘッドホンの音質、ノイズキャンセリングの威力まで、あれこれ紹介している。
 
あくまで個人的な体験談なので、他のサービスでレビューしている人たちと比べて、もしかしたら意見が大きく違っているかもしれない。自分という人間は、高級品やハイ・ブランドにはなんの縁もないので、なにが上質なのか? 違いなど分からないだろう。
 
 
なので、これから読むのにあたって、アップル製品をこよなく愛していて、でも電化製品が使いこなせなくて、大阪の片隅でアニメーション・動画・3DCGなどを制作しているクリエイターの体験談であるということを、しっかり頭に入れておいてほしい。
 
そこを頭に入れておかないと、この人、ヘッドホンのことぜんぜん分かってないな... という読後感になってしまうかもしれないから。


新しいヘッドホンを買おうと思った、個人的な理由?

それは、ヘッドホンで音楽を聴きながら仕事の手を動かしていると、手がヘッドホンのコードに引っかかって断線してしまうからだ。自分の不注意で起こっていることなので、注意をすれば良いのだが、仕事に集中しているとそれができない。
 
そんなわけで、愛用していたヘッドホンのコードが断線するたびに、専用コードだけ注文して取り寄せていたのだが、だんだん面倒になってきた。おまけに、専用コードを送ってもらうと、送料込みで3000円ぐらいになってしまう。
 
コードがなければ断線は起こらないわけで、そうなれば面倒も費用も発生しない!
 
プラス、僕はコワーキングというスタイルで普段の仕事をしている。なので、周囲には他のクリエイターさん・デザイナーさん・エンジニアさんがいる。大阪という土地柄、普通に会話が盛り上がるし、ビジネス街なので外から騒音が入ってくることもある。
 
なので、ノイズキャンセリング機能が付いているヘッドホンであれば、周囲の音を気にせず、より仕事に集中することができる。
 
最近、ワイヤレスなのにノイズキャンセリング機能が付いているヘッドホンが、各メーカーから発売されているらしい... という情報を得ていたので、それなら高くても買う価値がある! そう直感したのである。
 
以上が、僕が新しいヘッドホンを買おうと思った、大きな理由である。


ちなみに、最近まで使っていたヘッドホンは?

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ちなみに、僕が最近まで使っていたのが、SOL REPUBLIC TRACKS ULTRA(上の画像)という曲がる板に左右のヘッドホンが串刺しになっている、ちょっと変わったデザインのヘッドホンだった。たしか値段は、1万7000円ぐらいだったと記憶している。
 
当時は、独立クリエイターになって日が浅く、2万円以内という設定金額の中で選んだものだ。有線のヘッドホンで、ノイズキャンセリング機能も付いていない。ただ、実際にヨドバシカメラで視聴してみたところ、設定金額の中ではもっとも音が良いと感じたので購入した。
 
僕がたびたび断線させていなければ、いまだに第一線で活躍してくれていただろう。そう思うと、ちょっと不甲斐ない気持ちになってくる。
 
ふと調べてみると、このブログでSOL REPUBLIC TRACKS ULTRAについて書いた投稿があったので、以下にリンクを貼っておきたいと思う。限られた予算の中で、良い音質を求めるのであれば、参考になるかもしれない。
 

新しいヘッドホンに求めた機能とは?

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僕の場合、ヘッドホンを使うのは仕事の最中だ。それも、僕がいつも使わせてもらっているコワーキングスペースでの仕事の最中となる。そこで、Beats Studio3 Wirelessを買う前に、そんな環境下で僕がヘッドホンに求めていた機能を紹介したいと思う。
 
 

機能1 : ワイヤレスのつながりやすさ

ワイヤレス・ヘットホンは、Bluetoothという近距離専用の無線でスマホ・パソコンと通信をして音楽を鳴らしている。そして、無線通信というのはWifiであれ、Bluetoothであれ、対応している無線規格のレベルや機器同士の相性というものがある。
 
せっかくのワイヤレスでも機器同士の相性が悪いと、ときどき通信が途切れてしまったりする。なので、せっかくワイヤレス・ヘッドホンを買うのであれば、手軽に確実に繋がってくれるものが良い。
 
ワイヤレスのつながりやすさについては、僕が通信規格にまったく無知なので、さまざまなサービスの商品レビューを参考にした。プラスして、各メーカーの規模や技術力などを考えて、どのメーカーのどのヘッドホンが良いかを選んだ。
 
 

機能2 : ノイズキャンセリング機能

大阪の賑やかなコワーキングスペースで使うことを考えると、ノイズキャンセリング機能はとても重要となる。ノイズキャンセリング機能については、自分の耳で試してみるのが一番だろうと考えて、梅田のヨドバシカメラにてさまざまなヘッドホンを視聴させてもらった。
 
最近のノイズキャンセリング機能はどれも良くできているようで、大手メーカーのヘッドホンはどれも周囲の雑音をかなり消してくれていた。大勢の人たちが行き交う、休日のヨドバシカメラという環境下でそうだったのである。
 
なので、個人的な印象としては、大手や専業メーカーのノイズキャンセリング機能であれば、大きな差はないし、仕事場で充分に集中力を確保してくれると感じた。
 
 

機能3 : ワイヤレス充電ができるQi(チー)への対応

個人的には、どうしても欲しかった機能だったのがQi(チー)に対応したヘッドホンだった。Qi(チー)というのは、ワイヤレス充電をするための国際規格で、Appleの製品ではiPhone Xから搭載されている。
 
僕は2017年の秋からiPhone Xを使うようになって、ワイヤレス充電を試してみたくて、Qi(チー)に対応した充電器を使っている。実際にワイヤレス充電を試してみると、今までiPhoneを有線で充電していたのがアホらしくなるほど便利だった。
 
そこで、僕は思った...
 
ワイヤレスで音楽が聴けて、ワイヤレスで充電ができたら、ヘッドホンは完全に自由なデバイスになる!
 
そう思って、そんなヘッドホンが発売されるのをずっと心待ちにしていたのだが、2018年秋の段階で、僕が望んでいたワイヤレス充電機能が実装されたヘッドホンは、ニッチなメーカーからしか発売されていない。
 
残念ながら、僕の想像のほうが少し早かったようだ。
 
 

機能4 : 長時間つけていても楽なサイズ感

自分でもよく思うことだが、僕は頭が大きい。それだけ脳みそが大きければありがたいのだけれど、頭が大きいことで問題になるのが、ヘッドホンのサイズ感だ。最近の人たちがシュッとしているからなのか、ヘッドホンは機種によってサイズ感がバラバラだ。
 
物によっては、ヘッドホンの左右を最大まで伸ばしても、頭が締め付けられているような感覚になるものもある。仕事で長時間装着することを考えると、サイズ感に余裕があるものが良いし、左右の締めつけが強すぎず弱すぎずのフィット感も重要となる。
 
サイズ感に関しては、僕のように頭が大きい人の場合、実際に装着してみるのが一番である。というわけで、これについても梅田のヨドバシカメラへ出かけて、あれこれ装着してみることとなった。
 
 

4つの機能を考慮して...

他にも、音楽を聴いたときの音質やバッテリーの駆動時間など、考慮すべき大切なところもあったのだけれど、仕事で使うことを考えると、以上の4つの機能が特に重要だった。事項では、それらを考慮して、僕が候補として選んだヘッドホンを紹介していきたい。


あれこれ調べて選んだ、新しいヘッドホンの3つの候補とは?

僕がどんなヘッドホンを候補にしたかは、完全なる独断と偏見と平凡である。今回のヘッドホン選びは、最高の環境下での純粋な音質よりも、必要としている環境下での機能性を重視している。
 
なので、あのメーカーのあのヘッドホンのほうが音質が良いと言われれば、たぶんその通りなんだろうな... と答えるしかない。
 
ちなみに、今回のヘッドホン選びでは、設定金額を4万円前後にした。前回のヘッドホン選び(2015年)が2万円以内という設定だったので、それから比べると、より良いものを選べる選択肢が増えたということになる。 
 
 

Bose : QuietComfort 35 Wireless Headphones II


Boseといえば、世界的に知られているオーディオ製品のメーカーである。もちろん僕もBoseのことはよく知っていて、梅田のヨドバシカメラにはBose社の特設ブースが設けられているので、そこで何度か視聴してみた。
 
実際に、BoseのQuietComfort 35 Wireless Headphones IIで音楽を聴いて、特に素晴らしいと感じたのが音のクリアさだった。世間的には、Bose製品には、Bose特有の音があると言われていて、実際に視聴してみると確かにそれを感じた。
 
プラスして、ノイズキャンセリング機能もすばらしくて、ヨドバシカメラの混雑した音をかなりシャットダウンしてくれた。なので、音質とノイズキャンセリング機能に関しては、さすがBoseだなと感じるヘッドホンだった。
 
逆に気になったのが、Bluetoothのつながりに関してだった。というのも、QuietComfort 35 Wireless Headphones IIをより理解するために、Boseのサイトで紹介されているレビューや、Amazonのレビューを調べてみたところ、Bluetoothのつながりやすさに問題が発生するというレビューがいくつかあった。
 
せっかくのワイヤレスなのに、肝心のつながりやすさに不安があるのでは、結局のところ有線でつなぐことになりかねない。それでは、システム全体をどんどんシンプル化していくという個人的な野望から遠ざかってしまう。
 

QuietComfort 35 Wireless Headphones II【個人的な評価】

音質 : 
ノイズキャンセリング : 
ワイヤレス機能 : 
デザインや質感 : 
商品ページ : QuietComfort 35 Wireless Headphones II - Amazon
 
 
 

Bang & Olufsen : Beoplay H8i


Bang & Olufsenはデンマーク発のオーディオ製品のメーカーで、オーディオ業界では老舗の企業となる。スカンジナビア・デザインと呼ばれる北欧独特のデザイン性の高さと音質の良さが評価されている。
 
梅田の蔦屋書店にBang & Olufsenのお店が入っているので、そこでBeoplay H8iを視聴してみた。実際に視聴してみて最初に感じたのが、とにかく音がクリアでキレイというところ。もともとの音がそのままクリアに鳴っている感じで、Boseとはまた違っていた。
 
一方で、ノイズキャンセリング機能に関しては、確かに機能していたけれど、周囲の雑音が遠くで聞こえている感じがした。休日で人が多かったというのもあるだろうけれど、BoseやBeatsと比べると、そこまで強力ではないなと感じた。
 
デザインはシンプルで美しいのだけれど、頭に装着した感じは少しキツいかなと感じた。また、Amazonでのレビューなどを読んでいると、センサーやつながりやすさに問題が生じる場合があるようで、そこも少し心配な点だなと感じた。
 

Beoplay H8i【個人的な評価】

音質 : 
ノイズキャンセリング : 
ワイヤレス機能 : 
デザインや質感 : 
商品ページ : Beoplay H8i - Amazon
 
 
 

Beats by Dr. Dre : Beats Studio3 Wireless


Beats by Dr. Dreは、元ラッパーであるDr. Dre(ドクター・ドレー)と音楽プロデューサーであるジミー・アイヴォンが作ったデジタル企業である。ヘッドホンの開発だけでなく、音楽ストリーミングサービスを開発したり、専用アプリを開発したりしていた。
 
2014年にAppleに買収されて、音楽ストリーミングサービスはApple Musicへと引き継がれ、以降はAppleの子会社としてオーディオ製品の開発に特化している。
 
Beats Studio3 Wirelessも、ヨドバシカメラにあるAppleの特設ブースに置いてあるので、何度か視聴してみた。実際に視聴してみると、ノイズキャンセリング機能はすばらしいけれど、音質はそこまで高くないなという印象だった。
 
一方で、すばらしいと感じたのが、シンプルさとデザイン性の高さで、自分の大きな頭でも問題なくフィットしてくれた。ヘッドホンとしての質感もすばらしくて、持つ喜びが感じられるという点では、さすがAppleの子会社だなと思う。
 
Bluetoothのつながりやすさについても、調べてみると、Beats Studio3 WirelessにはAppleが開発したW1という専用チップが入っている。これは、ヘッドホンに最適化されたチップだそうで、iPhoneで音楽を聴いて、Macでビデオ会議をするのも、シームレスに対応できるようになっている。
 

Beats Studio3 Wireless【個人的な評価】

音質 : 
ノイズキャンセリング : 
ワイヤレス機能 : 
デザインや質感 : 
商品ページ : Beats Studio3 Wireless - Amazon


Beats Studio3 Wireless 決めた理由?

結論から書くと、Beats Studio3 Wirelessが仕事で使っているiPhoneとMacBook Proとの相性が良くて、デザインや質感、頭に装着したときの感覚が良かったからだ。
 
先に、新しいヘッドホンに求める機能?のところでも書いたように、今回のヘッドホン選びでは音質よりも機能性を重視していた。機能面で考えると、Beats Studio3 Wirelessは非常にすばらしいヘッドホンで、残念だったのは、ワイヤレス充電できるQi(チー)が搭載されていないことだけだった。
 
もし音質を重視していたら、たぶんBoseのQuietComfort 35 Wireless Headphones IIを選んでいただろうし、ノイズキャンセリング機能と信頼性がもう少し高ければBang & OlufsenのBeoplay H8iを選んでいただろう。
 
多くの人は、ヘッドホンを買うのであれば、音質が良いものを選ぶのが当然だろうと考えるかもしれない。
 
だけど、本当に重要なのは、自分がどんな状況でヘッドホンを使うのかという想像力ではないかと思う。状況に応じて、欲しい機能は大きく変わってくるわけで、ある人にとってはバッテリーの駆動時間が長いのが重要になるかもしれない。
 
もし、あなたが新しいヘッドホンを欲しいと考えているなら、まずどんな状況で使うのかを想像してみてほしい。そして、必要な機能を書きだした上で、総合的に判断してほしい。そうすると、あなたにぴったりのヘッドホンを見つけることができるだろう。


Beats Studio3 Wireless どこで買うのがお得?

結論から書くと、Apple系の製品はどこで買っても、ほぼ同じ値段になる。なので、お得さを求めるよりも、自分にとって一番便利なところで購入するのが良い。
 
少し余談になるけれど、Appleという企業は製品開発のスゴさが注目されることが多いけれど、販売・流通に関しても超一流企業である。なので、自分たちの製品を勝手に値引きするような販売チャンネルでは、販売を行なっていない。
 
ここが日本の家電メーカーとの大きな違いで、製品の値引きをしないことで、自分たちの利益・価値・ブランドを守っている。それが可能なのは、Appleが生産・販売・流通の仕組みを世界的な規模で整備しているからである。
 
というわけで、僕の場合、Appleのオンラインストアで購入して、心斎橋のApple Storeで受け取りをした。仕事場が心斎橋から一駅しか離れていなかったので、購入から受け取りまで1時間ほどで完了した。
 
Beats Studio3 Wirelessの販売チャンネルを紹介すると、Appleのオンラインストア、Amazon、大手の家電量販店の3つぐらいになる。最初に書いたように、どこで購入してもほぼ同じ値段なので、あなたにとって便利なところで購入するのが良いだろう。
 
⇒ Beats Studio3 Wireless - Apple(日本)


Beats Sutdio3 Wireless いざ開封の儀

Appleの製品では、製品を手に入れてから、箱を開けて、製品の設定を行って、使いはじめるまでに人が感じる高揚感や簡単さもちゃんとデザインされている。これは子会社であるBeats by Dr. Dreの製品でも同じで、実際に購入すると、下の画像のような大きな上質な箱を目の当たりにすることとなる。
 
Beats Studio3 Wireless どんなヘッドホン?【体験談】の画像07

ちなみに、僕が購入したBeats Studio3 Wirelessは、黒のベースカラーに赤のポイントカラーが入っている10周年記念モデルである。
 
 
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箱を開けていくと、繭のようなヘッドホンケースが現れる。中央には、10周年記念モデルのロゴも付いていて、Apple系の製品を開けるときの独特の高揚感を感じる。
 
 
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繭型のヘッドホンケースを開けると、折りたたまれたBeats Studio3 Wireless。
 
 
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ヘッドホンケースの下に、コードや保証書などが入っている。箱の中にあるものをすべて取り出すと、上の画像のようになる。
 
黒色のコードは充電用のもので、普通のUSB(USB-A)を電源につないで、USB Micro-Bでヘッドホンに給電することができる。赤色のコードはスマホとヘッドホンをつなぐためのもので、コードの両側にイヤホンプラグ(凸型のほう)が付いている。
 
ちなみに、iPhone X以降に開発されたiPhoneでは、イヤホンジャック(凹型のほう)が完全に廃止されていて、Lightningのコネクタに一本化されている。なので、Beats Studio3 WirelessをiPhone X以降のものにつなごうとすると、変換コネクターが必要となる。
 
変換コネクターは、iPhone X以降のiPhoneには同梱されているけれど、それを忘れてしまうと、直接iPhoneにつなげなくなるので、注意が必要である。

Beats Studio3 Wireless 接続方法と使用方法?

Beats Sutdio3 WirelessをiPhoneと同期させる方法については、同梱されているクイックスタートガイドにも書いてあるのだけれど、簡単に説明しておこうと思う。
 

初期設定 : ステップ1

Beats Studio3 Wireless どんなヘッドホン?【体験談】の画像11

まず、自分のiPhoneのBluetooth機能をオンにしよう。上の画像だと、Wifiボタンの右隣にあるボタンがBluetoothのオン/オフ・ボタンとなる。ボタンが青色だとオンなので、まずはボタンをタップして、Bluetooth機能をオンにしよう。
 
 

初期設定 : ステップ2

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まず、iPhoneにBeats Studio3 Wirelessを近づけよう。次に、右側ヘッドホンの下側に電源ボタンがあるので、それを1秒ぐらい押し続けよう。すると、Beats Studio3 WIrelessが起動して、iPhoneの画面に設定画面が現れる。
 
 

初期設定 : ステップ3

Beats Studio3 Wireless どんなヘッドホン?【体験談】の画像13

すると、iPhoneの画面に設定画面が現れるので、接続ボタンを押そう。
 
初期設定は、以上の3ステップとなる。
 
続いて、普通に電源を入れて、ワイヤレス状態でBeats Studio3 Wirelessを使うときの方法を、簡単に紹介していこうと思う。
 
 

普段の使用 : ステップ1

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まず、右側のヘッドホンの下側にある電源ボタンを押して、Beats Studio3 Wirelessを起動させよう。
 
 

普段の使用 : ステップ2

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iPhoneを起動させて、Apple Musicを開いて、聞きたい曲をタップすると、上のような画面が表示される。音量の下に三重丸と三角のボタンがあるのがわかるだろうか? ボタンをタップすると、下のような画面が表示される。
 
 
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画面では、音楽をどこから流すか選択できるようになっている。初期設定を終えていると、Beats Studio3 Wirelessの項目が表示されるので、それをタップしよう。
 
 

普段の使用 : ステップ3

Beats Studio3 Wireless どんなヘッドホン?【体験談】の画像17

すると、三重丸と三角のボタンの横に、Beats Sutdio3と表示されるようになるので、この状態で再生ボタンを押そう。これで、Beats Studio3 Wirelessで音楽を聞くことができるようになる。
 
ちなみに、Beats Studio3 Wirelessでは初期状態でノイズキャンセリングが機能するようになっている。ノイズキャンセリングを止めたり、電源を切ったりなどの操作については、BeatsのサイトにクイックスタートガイドがPDFとして公開されているので、リンクを設置しておく。
 
⇒ クイックスタートガイド = Beats Sutdio3 Wireless サポート

Beats Studio3 Wireless 実際に使ってみて音質は?

この章を書いている時点で、1週間以上、Beats Studio3 Wirelessで音楽を聞きながら仕事をしている。それで、音質について感じたのは、このヘッドホンは録音された音源を忠実に鳴らしているという印象だ。
 
新しいヘッドホンの3つの候補?のところで紹介したように、他の2つと比べると、そこまで音のクリアさは感じられないけれど、音質が悪いわけではない。
 
というのも、4万円前後のヘッドフォンとなると、多くのメーカーにとって上位機種である。なので、BoseやBang & Olufsenの上位機種と比べて、クリア感が感じられないだけのことで、下位機種のヘッドホンと比べれば、もちろん音質は良い。
 
ちなみに、ワイヤレス状態と有線状態で、どちらが音質が良いのか聴き比べてみたところ、わずかな違いではあるけれど、有線状態のほうが音質が良いように感じた。逆にいうと、本当にわずかな差だったので、音質を追求しないのであれば、ワイヤレス状態で充分だろう。


Beats Studio3 Wireless ノイズキャンセリング機能であるPure ANCの威力は?

Beats Studio3 Wirelessは、ピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)機能によって、ノイズキャンセリングを行なっている。これはヘッドホンの外にある音を診断して、不要な音だけを聞こえなくしてしまう技術である。
 
実際に1週間以上使ってみた感想としては、Beats Studio3 Wirelessが搭載しているPure ANC機能はかなり強力で、音楽が流れている間にノイズが聞こえることがほとんどない。隣で急に誰かが大きな声で話しだしたりすると、さすがに小さく声が聞こえてくるものの、かなり優秀である。
 
もう1つ、Pure ANCが優秀だと感じたのが、音楽が流れている間は人の話は聞こえてこないのだけど、曲と曲の間の音がない時には、人の声だけがわずかに聞こえるようになるという点だ。
 
外界の音をすべて遮断すると、それはそれで問題が起こるという判断なのか、ノイズが不要な時に、不要な音だけを遮断してくれているようで、Pure ANCってなかなか賢いやつだなと感じている。
 
1つだけ不満があるとすると、長時間ノイズキャンセリング機能で音楽を聴いていると、時々、耳がキーンとする感覚が発生することがあるぐらいだ。ノイズキャンセリング機能のせいなのか、ヘッドホンでずっと音楽を聴いているせいなのかは分からないけれど、以前のヘッドホンではあまり感じたことがない感覚だった。
 
もちろん、個人差や、慣れの問題もあると思う。耳がキーンとする感覚が発生したときは、ヘッドホンを外して、4〜5分ほど耳を休めるようにしている。


Beats Studio3 Wireless 使って正直に感じていること?

実際に仕事中に1週間使ってみて、Beats Studio3 Wirelessにとても満足している。
 
充電するとき以外は卓上のコードを減らすことができるし、デザイン・質感・装着感はすばらしいし、ノイズキャンセリング機能が優秀なので、誰かの物音で気が散ることも少なくなったからだ。
 
あらかじめ自分の状況から逆算して、音質だけでなく、重要となる機能を考えて、それらを総合的に判断した上で、Beats Studio3 Wirelessを選んで大正解だった!
 
もちろん、音質がなによりも重要という人も多いと思うので、なにを重要だと判断するかは、人の数だけ、それぞれの状況の数だけ違っていると思う。
 
個人的な願望としては、次に購入するヘッドホンには今の機能性に加えて、より音質がクリアになり、ワイヤレス充電機能(Qi)が搭載されてくれると最高だ。そして、それがAppleの子会社であるBeats by Dr. Dreから発売されることを願うばかりである。
 
最後に、今回の投稿が、あなたのヘッドホン選びの一助になってくれれば幸いだ。
 
優れた音楽は、勇気を奮い立たせ、悲しみを癒し、緊張をリラックスさせるなど、人の心にさまざまな感覚を抱かせることができる。高機能なヘッドホンは、それを手軽に生活に溶けこませることができる優れた製品である。
 
ぜひ、あなたも日々の音楽体験をアップグレードしてほしいと思う。
 
 

2018.10.12 おの なおと


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