フレディ・マーキュリーの情熱を見よ! 映画ボヘミアン・ラプソディー

フレディ・マーキュリーの情熱を見よ! 映画ボヘミアン・ラプソディーの画像01

映画ボヘミアン・ラプソディーが最高に素晴らしかったから、ぜひ紹介させてほしい!

映画ボヘミアン・ラプソディーの予告編を、海外で映画情報を提供しているYouTubeチャンネルで見たとき、この映画は絶対に観ると心に決めた。そこで、まず僕が映画ボヘミアン・ラプソディを観ると決めた、2つの理由を紹介してみようと思う。
 
 

映画ボヘミアン・ラプソディーを観ると決めた理由 : その1

1つ目の理由は、映画ボヘミアン・ラプソディで描かれるQueenが僕の大好きなバンドで、彼らの作品の中でも特にBohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディー)という楽曲が大好きだからだ。
 
Bohemian Rhapsodyというのは、Queenの代表曲のタイトルで、ロックとオペラを融合させた6分を超える壮大な曲である。現在でも、さまざまな映画・舞台・CMなどで使われていて、タイトルまでは知らなくても、楽曲の一部を聞いたことがある人も多いのではないかと思う。
 
物語から考えると、映画のタイトルはバンド名のQueen(クイーン)でも、主人公の名前であるFreddie Mercury(フレディ・マーキュリー)でも良いはずである。なのに、今作の映画のタイトルはBohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディー)である!
 
Queen大好き人間からすると、ボヘミアン・ラプソディというタイトルは心の琴線を刺激してくるもので、制作チームの心意気が感じられるタイトルなのである。
 
 

映画ボヘミアン・ラプソディーを観ると決めた理由 : その2

2つ目の理由は、Queenのボーカルであり中心人物であるフレディ・マーキュリーの人生が描かれるからだ。ネタバレになってしまうかもしれないけれど、現実のフレディ・マーキュリーは1991年にHIVによる合併症で亡くなっている。
 
その頃の僕はまだ16歳で、Queenのことも、フレディ・マーキュリーのことも知ってはいたけれど、そこまでQueenの素晴らしさを理解していなかった。さらに残念なのが、当時は今ほど映像技術もテクノロジーも発達していなかったので、映像で残っているフレディ・マーキュリーはそれほど多くない。
 
そんなフレディ・マーキュリーの人生を描いている映画で、タイトルがボヘミアン・ラプソディって、そりゃあ観ないわけにはいきません!
 
 

映画ボヘミアン・ラプソディーを実際に観た感想は?

正直、映画ボヘミアン・ラプソディにはめちゃくちゃ感動した!
 
音楽への情熱があり、フレディ・マーキュリーの人生があり、Queenとしての戦いや葛藤があり、それらが音楽への愛で貫かれている。
 
映画史に残る、素晴らしい音楽映画である!
 
というわけで、今回はフレディ・マーキュリーの情熱を見よ! 映画ボヘミアン・ラプソディと題して、僕が感じた映画の魅力を全力で紹介したいと思っている。
 
ぜひ、最後まで読んでほしい。


映画ボヘミアン・ラプソディーの主人公は、伝説のバンドQueenの中心であるフレディ・マーキュリー!

フレディ・マーキュリーの情熱を見よ! 映画ボヘミアン・ラプソディーの画像02

僕の脳内でのフレディ・マーキュリーは、いつもピチピチのタイツを着ている口髭をはやしたマッチョな男性である。映画を観ていると、それがQueen後期のフレディ・マーキュリーの姿なのだと気づくのだが、ピチピチのタイツとか、口髭とか、マッチョとか、当時から現在のロック業界を見渡しても、フレディ・マーキュリーほど独自の人はいないのではないかと思う。
 
ちなみに上の画像は、映画の中でQueenがボヘミアン・ラプソディの楽曲を録音している場面で、右端にいるのが主人公のフレディ・マーキュリーである。
 
映画の最初で描かれるのが、主人公フレディ・マーキュリーがペルシャ人の両親から生まれたペルシャ系イギリス人であるということだ。ペルシャ人というのは、現在の世界地図だと、イラン・アフガニスタン・パキスタンあたりに住んでいる人たちである。
 
映画ボヘミアン・ラプソディでのフレディ・マーキュリーは、ペルシャ系イギリス人ということをほとんど気にすることなく、自分の創造性をフルに発揮して、自分が正しいと思っていることを主張する人間として描かれる。
 
素晴らしい音楽のためなら、厳格な父親と対立することも恐れず、Queenの他のメンバーと対立することも恐れず、レコード会社の重鎮と対立することも恐れない。まさに僕が脳内で勝手にイメージしていたフレディ・マーキュリーの姿そのものであった。
 
と同時に、映画ではフレディ・マーキュリーの孤独も描いている。フレディ・マーキュリーの孤独は、父親との対立、自身がゲイであること、信頼している女性が他の男性と結婚したこと、Queenの他のメンバーとの不和などが原因となっている。
 
映画ボヘミアン・ラプソディでは、フレディ・マーキュリーの恐れを知らない力強い光の部分と、自分を理解してくれる人がいない孤独から生まれる影の部分とのコントラストを上手く描いていて、1人の人間としてのフレディ・マーキュリーに深みを感じることができた。
 
映画ボヘミアン・ラプソディが感動を生み出すことに成功したのも、多くの観客が1人の人間としてのフレディ・マーキュリーの光と影を通して、彼の感情を理解することができたからではないかと思う。この映画で描かれているフレディ・マーキュリーの光と影には、誰もが思わず感情移入してしまう普遍性がある。

映画ボヘミアン・ラプソディーが描く、フレディ・マーキュリーの限界と目覚め?

フレディ・マーキュリーの情熱を見よ! 映画ボヘミアン・ラプソディーの画像03

フレディ・マーキュリーだけでなく、すべての人間にとって最大の限界は、死ではないかと思う。誰の人生にも必ず死はやって来るのだけれど、僕もふくめて多くの人は生活するのに忙しくて、自分が死する存在であることを意識せずに、日々を過ごしてしまう。
 
今でこそHIVに感染しても長期間生きていくことが可能になっているが、フレディ・マーキュリーが活躍していた当時、HIVの蔓延が社会的な問題になりつつあった。というのも、当時は有効な治療法がなく、HIVは感染すると数年以内に確実に死んでしまう不治の病だったからだ。
 
映画ボヘミアン・ラプソディの終盤、フレディ・マーキュリーは自分がHIVに感染していることを知り、数年以内に死がやって来ることを悟る。
 
物語中盤以降のフレディ・マーキュリーは、孤独を紛らわすために常に一緒に遊んでくれる恋人男性とパーティーに明け暮れる日々である。優れた創作のためにQueenの他のメンバーと試行錯誤することも、観客の前で素晴らしいパフォーマンスをすることも、孤独の前にひれ伏してしまい、音楽への情熱を失っている。
 
こういうのを、人生の不条理と言うのかもしれない...
 
フレディ・マーキュリーは、死という限界が迫っていることを意識した瞬間から、生きることに目覚めはじめる。自分にとって何が本当に大切なのか、何を必要としていないのか、理解するようになる。
 
そして、音楽こそが生きる情熱であり、観客の前でのパフォーマンスこそが自分が求めていることだと気づく。
 
フレディ・マーキュリーは、自分にとって本当に大切なものを取り戻すため行動を起こしはじめる。自分を喰いものにする恋人男性と縁を切り、不和が続いていたQueenの他のメンバーと和解し、自分のことを心から理解してくれる男性と関係を築き、その男性を両親に紹介して父親との対立を解消する。
 
限界が見えたことで、人生が再び輝きだすというのも皮肉なことだけれど、これは死を意識せずに生きている多くの人にとって普遍的な真実なのかもしれない。
 
フレディ・マーキュリーは、Queen復活の舞台として、LIVE AID(ライブエイド)に参加することを決意する。

映画ボヘミアン・ラプソディーで涙が溢れて止まらなくなった、LIVE AIDのライブ場面!

フレディ・マーキュリーの情熱を見よ! 映画ボヘミアン・ラプソディーの画像04

LIVE AID(ライブエイド)は、1985年7月13日にアフリカの飢餓救済のために行われた世界規模のチャリティー・ライブで、英国のロンドンと米国のフィラデルフィアの2会場でスタジアム・ライブが行われ、世界へテレビ中継された。
 
Queenが出演したのは、ロンドンのウェンブリー・スタジアムでのライブで、全6曲を演奏してLIVE AIDで最高のパフォーマンスと絶賛された。映画ボヘミアン・ラプソディーの終盤は、このLIVE AIDでのパフォーマンスの場面であり、映画中で最高の場面となる。
 
フレディ・マーキュリーは、QueenとしてLIVE AIDに参加するのにあたって、バンドメンバーに自分がHIVに感染していることを告白する。前の章でも書いたように、当時の医療水準では、HIVに感染したということは、数年以内に確実に死ぬことを意味している。
 
フレディ・マーキュリーが死を悟ったのと同じように、バンドメンバーたちもQueenとしてのライブ活動ができる時間が残り少ないことを悟る。フレディ・マーキュリーの告白によって、Queenは再び一致団結して、音楽への情熱を取り戻す。
 
LIVE AIDのライブ場面は、そんなフレディ・マーキュリーとバンドメンバーたちの音楽へかける情熱、自分を表現することの喜び、観客と呼応しながら高まるパフォーマンスが、最高到達点に達した圧巻の場面となった。
 
2曲目あたりからだっただろうか?
 
僕はLIVE AIDのライブ場面を体感しながら、涙が溢れてきた。そして、LIVE AIDの場面が終わるまで、ずっと涙が止まらなかった。40年以上さまざまな映画を観てきて、10分以上ずっと涙が止まらない場面というのは、たぶん映画ボヘミアン・ラプソディーが初めてではないかと思う。
 
もちろん、僕がQueenを大好きだというのもあるのだろうし、Queenの音楽が素晴らしいのも大きな理由だろう。ただ、それだけでこれだけの場面を映像化することは困難で、映画ボヘミアン・ラプソディーの制作チームと役者さんたちが、LIVE AIDを最高の場面にしようという並並ならぬ決意と情熱があってこその感動だったのだろうと思う。
 
1人の人間としてのフレディ・マーキュリーの人生を理解した上で、Queenの楽曲を体感することができるLIVE AIDのパフォーマンスは、究極のライブ体験であり、これからの音楽映画史でずっと語り継がれることになる圧倒的な場面であった。

映画ボヘミアン・ラプソディーを観て、改めて考えてみた個人的Queenベスト5曲?

残念ながら、僕はQueenが大好きであるが、全アルバムの全楽曲を聴いていたりするほどのQueenマニアではない。なので、Queenの大好きな楽曲についても、世間的によく知られている作品ばかりである。
 
ただ、映画ボヘミアン・ラプソディーを観て、これからQueenの楽曲をもっと聴いてみたいという人向けに、個人的Queenベスト5曲を選んでみたいと思う。
 
 

Bohemian Rhapsody(1975年)

今回のように映画のタイトルになるぐらいQueenの代表曲であり、ロックとオペラが融合したような非常に個性的な楽曲ではないかと思う。歌詞では、人を殺してしまった哀れな男の心情を語っていて、ダイナミックな曲の展開、象徴的なピアノのメロディーなど、すべてが素晴らしい。今でも多くのアーティストによってカバーされている、音楽史に残る一曲である。
 
 

Somebody to Love(1976年)

タイトルから考えると、恋愛ソングのように感じるかもしれないけれど、愛する人を求める魂の叫びを歌っている楽曲である。ロック的な要素はそこまで強くなく、Queenらしいコーラスが随所に入っていて、個人的にメロディーが素晴らしいと感じてベスト5曲に入れた。
 
 

We Are the Champions(1977年)

Queenを代表する楽曲1つで、映画ボヘミアン・ラプソディーのLIVE AIDの場面でも歌われている。今までは、俺たちはチャンピオンだっていう俺様ソングだと思っていたけど、LIVE AIDの場面を観ているうちに、この曲はすべての人の心の中にある生きることへの情熱を歌っている応援ソングなんだなと感じた。映画やCMなど、数多く使われている楽曲で、知っている人も多いのではないかと思う。
 
 

Let Me Live(1995年)

フレディ・マーキュリーが亡くなった後に、残っていた音源と新たに録音したものを組み合わせて発売されたMade in Heavenというアルバムに入っている楽曲である。フレディーだけでなくQueenの他の3人のメンバーもボーカルを担当している唯一の楽曲となっていて、生きることへの情熱が感じられてとても好きである。
 
 

Teo Torriatte(1977年)

Queenがサビの部分を日本語で歌っている、非常に珍しい楽曲である。珍しいという理由だけでベストに選んだわけではなく、序盤の悲しいパートから、愛する人と手を取り合って共に進んでいこうという魂の救済みたいなものを描いていて、メロディーも素晴らしい。ちなみにこの楽曲は、2011年に東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティー・アルバム、Songs for Japanにも収録されている。
 
 

改めてQueenの楽曲を楽しみたい人は?

映画ボヘミアン・ラプソディーをすでに観た人も、これから観る人も、改めてQueenの楽曲を聴いてみたくなった人が多いのではないかと思う。そこで、そんな人には、音楽ストリーミング・サービスに加入することをお勧めする。
 
代表的な音楽ストリーミング・サービスである、Apple Music、Spotify、Google Play Musicであれば、Queenの楽曲が入っている。ちなみに、僕はApple Musicに加入しているので、映画ボヘミアン・ラプソディーのサントラもふくめて、ほぼすべてのQueenの楽曲をiPhoneにダウンロードして聴くことができる。
 
ちなみに、僕は使ったことがないので詳しく分からないけれど、Spotifyであれば無料プランもあるそうなので、そちらでQueenを聴くこともできるかもしれない。映画ボヘミアン・ラプソディーが大ヒットして、Queenのファンが増えることを願うばかりだ。


映画ボヘミアン・ラプソディーが、個人的に2018年最高の映画!

映画ボヘミアン・ラプソディーが、個人的な2018年最高の映画になるだろう。
 
それぐらいLIVE AIDの場面には感動したし、フレディ・マーキュリーの音楽にかける情熱には多くの人の心に訴えかける普遍性がみなぎっていた。
 
今回の投稿で、1人でも多くの人が映画ボヘミアン・ラプソディーに興味を持ってくれて、1人でも多くの人が映画の感動を改めて噛みしめてくれると嬉しい。また、映画ボヘミアン・ラプソディーの制作チームにも、個人的にとても感謝したい。
 
素晴らしい音楽映画をありがとう!
 
映画ボヘミアン・ラプソディーのおかげで、Queenのことが、フレディ・マーキュリーのことが、さらに素晴らしく感じられるようになり、さらに好きになった。
 
 

2018.11.26 おの なおと


HOME | 映画 01 | フレディ・マーキュリーの情熱を見よ! 映画ボヘミアン・ラプソディー

Copyright (C) 2014 - 2016  Life is sparks. All Rights Reserved.
広告
運営者の紹介
名前 : おの なおと
所在 : おもに大阪市
仕事 : 映像動画制作
 
運営者の近況

このブログを運営して、初となるデザインと仕組みの変更を行った。よりシンプルに、より使いやすくを目指して、新たにサイドバーを加えたり、メインカラーなども変えてみた。ブログの更新については、地道にマイペースに進めていくので、今後ともよろぴく。

Copyright (C) 2014 - 2016
Life is sparks. All Rights Reserved.