Apple Special Event(2017年9月に開催)を見て、僕が考えた5つのこと?

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なぜ、この投稿を書くことにしたのか?

その理由は、日本時間2017年9月13日深夜2時から行われた、Apple Special Eventを見て、僕なりにいろいろ思うこと考えることがあったからだ。
 
ちなみに、今回のApple Special Eventは、リアルタイムではなく、13日の早朝に起きて視聴した。9月は仕事を最優先に考えなければならないのと、自律神経を回復させるために、規則正しい生活をしたいという理由から、無理をしないことにした。
 
今回のApple Special Eventで発表されたことは、事前にテクノロジー系サイトなどでリークされた情報とほとんど同じで、正直なところ驚きは少なかった。
 
同時に、現在のAppleが、スティーブ・ジョブズが亡くなってからも彼のビジョンをしっかり継承して、新たな進化を起こそうとしていることが見えて、頼もしく感じた。Appleが進んでいこうとしている未来に、自分も一緒に進んでいこうと、改めて感じることができたイベントであった。
 
というわけで、今回は『Apple Special Event(2017年9月に開催)を見て、僕が考えた5つのこと?』と題して、あれこれ書いていく。
 
ちなみに、前回(2017年6月に開催)のWWDC17での基調講演を見て、僕が考えたことについても、このブログで書いているので、興味がある人は、そちらも読んでもらえたらと思う。
 


電話、メッセージ、音楽などの基本機能だけで良ければ、Apple Watch SERIES 3だけで充分になった!

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ようやく、Apple Watchが、SERIES3から携帯電話の電波で通信できるようになる。
 
今までは、iPhoneを一緒に持っていなければ、機能してくれなかったApple Watchが、SERIES3からは、それだけ持っていれば、すべての機能が使えるようになるということだ。イベントでも、実際にApple Watch同士で電話するところを見せていた。
 
さらに、Apple Watch SERIES3では、Apple Musicの音楽をストリーミングで聞くことができるようになる。つまり、Apple Watch SERIES3を持っていれば、メッセージのやりとりができ、電話ができ、音楽を聴くことができ、リマインダーやカレンダー機能もあり、マップもあり、運動や心拍を測定してくれるというわけだ。
 
おまけに、Apple Watchだと、通信料が月に数百円で良いらしい。
 
で僕が考えたのは、これからは、小さな子供や高齢者に携帯電話を持たせたい場合、Apple Watchがもっとも良い選択肢になるということだ。連絡でき、居場所がわかり、心電図まで測ってくれて、おまけ通信料まで安い。
 
スマートフォンを使いこなすのは難しいけれど、家族のことが心配だから、いつでも連絡できるように携帯を持たせておきたい人にとって、これからは格安スマホよりも、Apple Watchのほうがより良い選択肢になるだろう。
 
僕個人としては、腕時計というのが、あんまり自分の生活にピッタリしていないので、Apple Watch SERIES3を購入することはないと思う。けれども、今回の発表で、Apple Watchがスマートウォッチ市場で、さらに圧倒的な存在になることは間違いない。

新しいiPhone Xにします!

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2017年9月現在、僕が使っているのは、iPhone 6 Plusだ。
 
今回のイベントで発表されたiPhone Xと比べると、3世代前のスマートフォンということになる。3年も使っているので、バッテリーはかなり劣化しているし、3DCGなどを使ったゲームを楽しもうとすると、処理が重くなってしまう。
 
そんなもんだから、Apple Specical Eventが行われる前から、今年は新しいスマートフォンにすると決意していた。で、発表されたiPhone 8、iPhone Xを見て、絶対にiPhone Xにすると決めた。
 
大きな理由は、iPhone Xが、誕生から10周年の記念モデルであり、iPhone 6 Plusと比べて、デザインが完全に新しくなっているからだ。Appleの開発チームの新しい未来を開発しようという意欲が見えて、ぜひとも欲しくなった。
 
もう一つ大きな理由は、iPhone Xが、画面サイズが大きくなっているにも関わらず、全体のサイズが小さくなっているからだ。iPhoneを愛用している人の中には、手に収まる小さいサイズが一番良いと考えている人もいるらしいけれど、僕は大きい画面のほうが圧倒的に使いやすいと感じている。
 
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iPhone Xは、iPhone 6 Plusと比べて、画面が縦に長くなったのと同時に、ホームボタンが廃止され、有機ELディスプレイが採用されたことで、全体の横幅が少し細くなり、縦はかなり短くなっている。
 
上の比較画像でもわかるように、iPhone Xは、iPhone 8 Plusよりも明らかに小さくて、iPhone 8よりも少し大きいぐらいのサイズになっている。画面は大きいほうが便利だけど、iPhone 6 Plusはさすがに大きくて困るなと感じていた僕にとって、iPhone Xは理想的なサイズとなる。
 
なもんで、次のスマートフォンは、iPhone Xにしようと決意した。
 
実際の使用感など、機会があれば、このブログで紹介できたらと考えている。

iPhone Xに新たに搭載されるTrueDepthカメラに、アニメーションの新たな可能性を感じる!

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iPhone Xに新たに搭載されることになったのが、TrueDepthカメラだ。
 
TrueDepthカメラは、単体のカメラではなく、複数のカメラと機械学習を組み合わせた機能全体のことで、iPhoneを使っている人の顔を、リアルタイムに3次元的に認識して学習するシステムである。
 
仕組みとしては、まずディスプレイの上部にあるドットプロジェクタが、iPhoneを使っている人の顔へ、目に見えない3万個以上のドットを投影する。
 
次に、赤外線カメラが顔に投影されたドットを撮影して、そこから顔の3次元データを認識する。
 
認識された顔の3次元データは、iPhone Xに搭載されているA11 Bionicチップが、機械学習していくようになっている。顔の3次元データを常に機械学習することで、利用者がメガネをかけたり、ヒゲを生やしたり、髪型を変えたりしても、正しく利用者の顔を認識できるようになる。
 
その機能を活用したのが、Face IDという利用者の顔を認識して、iPhoneのロックを解除する機能で、これは便利とか、これはセキュリティー的に問題があるなど、すでに多くの議論を巻き起こしている。
 
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それより僕が注目したのは、『アニ文字』という新しい機能のほうだ。
 
これは、iPhoneのメッセージアプリで使える顔文字の一種で、使っている人の表情をTureDepthカメラが認識して、キャラクターの表情にむ同期させるというものだ。笑った顔、呆れた顔、悲しい顔、驚いた顔など、さまざまな表情を即座にキャラクターに反映させることができ、静止画や動画にして、メッセージとして送ることができる。
 
最初は、Apple純正のメッセージアプリだけで使える機能だけれど、他のアプリで応用されるのは時間の問題で、遠くない未来、誰でもキャラクターの顔のアニメーションを作れるようになるだろう。
 
人の顔を認識して、表情のアニメーションを作れる機能は、すでにAdobe社が開発したCharacter Animator(Ch)というソフトにも存在している。だけれど、Chは人の顔を平面的に認識して、それを平面的なイラストに反映させるというものでしかない。
 

 
Appleが開発したTureDepthカメラは、顔の3次元データを認識して、それを3DCGのキャラクターの表情に反映させることができるという点で、すでにCharacter Animatorを大きく超えている。
 
つまり、TrueDepthカメラと、3DCGキャラクターを正しく組み合わせることができれば、簡単にキャラクターの表情を作ることができるようになるのである。
 
アニメーションを作ったことがある人であれば分かると思うけれど、キャラクターの表情を活き活きアニメーションさせるというのは、平面であれ3DCGであれ大変に難しくて、手間と時間が必要になる作業である。
 
この困難な作業が、TrueDepthカメラの登場によって、大きく変わる可能性がある。キャラクターのアニメーションに、大きなブレイクスルーを起こす鍵になるかもしれない。
 
現段階では、このTrueDepthカメラは、新しいiPhone Xに実装されるだけだが、この技術がいずれiPad Pro、iMacに広がっていくことは間違いない。そうなると、制作フローにTrueDepthの技術をダイレクトに導入することができるようになるわけで、僕のような小さな小さなアニメーション制作者にとって、大きな恩恵となるだろう。


ワイヤレス充電を1本化できる、AppleらしいAirPower!

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実のところ、僕はワイヤレス充電というのを一度も使ったことがない。そもそも、ワイヤレス充電に対応した機器を1つも持っていないので、その良さを実感したことがない。
 
今回のイベントで明らかになったのが、Appleがこれから販売していくデバイスが、ワイヤレス充電にどんどん対応していくということだ。
 
現段階で、Apple Watch、AirPods、iPhone 8、iPhone Xまでがワイヤレス充電に対応するようになった。となると、続いてiPad、iMacのワイヤレスキーボード、Magic Mouseという感じで、ワスヤレス充電に対応していくのではないかと思う。
 
で、それならということで発表されたのが、AirPowerという充電器だ。
 
AirPowerの売りは、最大で3つのデバイスを一度にワイヤレス充電できることと、それらの充電状況をiPhoneで確認できるところだろう。今後のことまで考えて、誰でもシンプルに簡単に一箇所でワイヤレス充電できるようにしたところが、いかにもAppleらしい。
 
AirPowerが発表されるまでの僕は、ヘッドフォンも、マウスも、キーボードも、すべて有線接続するものを好んで使っていた。これは、コードがなくなる代わりに、電池交換や充電という手間が増えるのが、面倒だったからだ。
 
電池交換と充電という手間がなくなって、初めて無線デバイスは価値があると考えていた僕にとって、AirPowerは、新しい思想を受け入れて、ようやく無線デバイスに価値を感じられる決め手となるデバイスだった。
 
ちなみに、AirPowerは、ワイヤレス給電の国際規格であるQi(チー)に準拠していて、Qiに対応しているデバイスであれば、どんなものでもワイヤレス充電できる。
 
AirPowerが発売されるのは、2018年の早い段階とのことで、絶対に購入するつもりだ。

AirPowerの活用を考えると、ワイヤレス充電に対応した仕事用ヘッドフォンが必要かも?


今、僕が使っているiPhone 6 Plusには、Lightningコネクタとイヤホンジャックの2つがついている。ところが、iPhone Xにすると、イヤホンジャックがなくなり、Lightningコネクタだけになる。
 
普段の僕は、さまざまな人たちが集まって、それぞれに仕事をするコワーキングスペースというところで仕事をしている。コワーキングスペースでは、長テーブルにたくさんの電源が設置されているので、Lightningコネクタで有線充電しながら、ヘッドフォンをイヤホンにつないで、音楽を聴きながら仕事をしている。
 
ところが、iPhone Xになると、この両立ができなくなる。AirPowerが発売されれば、それも解消できるのだけれど、それまでの間は、音楽を聞こうとすると充電ができず、充電しようとすると音楽が聴けない。
 
そこで考えたのが、どうせAirPowerを購入するのであれば、ヘッドフォンもワイヤレス化してしまえば良いのではないかという解決策だ。 AirPowerは、Qi(チー)というワイヤレス給電の国際規格に準拠しているので、それに対応したヘッドフォンであれば使える。
 
調べてみると、Qiに対応したワイヤレス・ヘッドフォンは、あちこちのメーカーから発売されていて、種類もだんだん増えてきている。となると、問題になるのは価格と音質、そして使いやすさということになる。
 
どこのメーカーのどのヘッドフォンが欲しいというのは、今のところ不明なのだけれど、iPhone Xの購入に合わせて、ヘッドフォンを新調しても良いかもしれないと考えている。というか、そうしないと音楽を聴きながら仕事ができなくなってしまう。
 
ちなみに、現在の僕が使っているのは、SOL REPUBLICという海外メーカーが開発している『TRACKS ULTRA』というヘッドフォンである。僕の大きな頭にもぴったりフィットして、音質にも問題を感じていない。
 

 
なので、なんとか生活費をやりくりして、ワイヤレス充電に対応したヘッドフォンにしようかなと、今、考えたり悩んだりしているところである。


まとめ

というわけで、今回のApple Special Event(2017年9月13日に開催)は、事前にリークされた情報が多かったので、驚きは少なかったけれど、あらためてAppleの真価が感じられる発表だった。
 
現在、世界にはインターネットなどの技術を駆使した、Google、Facebook、Amazon、Microsoft、Airbnb、Netflixのような巨大企業がたくさん存在している。もちろん、Appleもそんな巨大企業の1つである。
 
それら巨大企業の中で、ハードウェア(パソコンやデバイスなど)を独自開発しているのは、Amazon、Microsoft、Appleだけであり、世界的に普及しているOSからハードウェアまでを一貫開発しているのは、Appleだけである。
 
独自開発と一貫開発を両立させるというのは、本来とても難しいことで、莫大な人的コストと開発コストが必要になる。にもかかわらず、Appleは、誰でもシンプルに簡単に使えて、生活を大きく向上させる製品を開発したいという一念で、独自開発と一貫生活にこだわり続けてきた。
 
最近になって、そんなAppleのスゴみが、あらためて加速している気がしている。
 
Appleがこのまま進化と洗練を続けていくと、創業者であるスティーブ・ジョブズでさえ夢見ることができなかった未来が見えてくるのではないか。個人的に、そんな大きな期待を抱くことができたイベントだった。
 
僕が、Appleを追いかける日々は、まだまだ続きそうである。
 
 

2017.09.19 おの なおと


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